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マイホームを購入したい!
建売住宅が気になるけど、あまりいい噂を聞かないな。
建売住宅って本当にダメなの?
ホントの所が知りたい!
こんなお悩みに答えます。
建売住宅と注文住宅どっちがいいの?
マイホームの購入では、多くの方が一度はこのお悩みに直面すると思います。
私も購入する時にめちゃくちゃ悩みましたし、周囲にも悩んでいる人は多かったです。
どちらの住宅購入もメリットとデメリットがありますので、それらを把握した上で柔軟に選択することが失敗しないために大切と言えます。
そこで、今回は私が建売住宅を実際に購入した経験から、感じたメリットとデメリットをご紹介します。
「建売のマイホームを購入したい」や「注文・建売住宅どちらにするか悩んでいる」このような方は、3分程で読めるので最後までお付き合いください。
建売住宅とは?
建売住宅とは、土地と建物がセットで販売されている新築戸建住宅です。
不動産大手のSUUMOの住宅大辞典では以下のように記載されています。
建売住宅とは、不動産会社などが土地を仕入れて住宅を建設し、土地と住宅をセットで販売するもの。「分譲住宅」ともいう。
引用元:SUUMO住宅用語大辞典
分譲地などに新しい住宅が建ち販売されたものが建売住宅です。
見かけた事がある人は多いのではないでしょうか。
そんな建売住宅はいいイメージを持たれにくい側面がある一方で、かなり普及している住宅販売方法です。
住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」によると、2019年に全国で建てられた住宅の割合は、建売住宅が約63%、注文住宅は約37%となります。
このデータから注文住宅の1.5倍程度は建てられており、需要の多い住宅販売方式と言えるでしょう。
なので、建売住宅を購入することは一般的でダメなことは一切ありません。
建売住宅のメリット
そんな、建売住宅のメリットをご紹介します。
ここを理解しておくと住宅選びのポイントとなりますので、把握しておくと便利です。
また、今回は実際に購入した上で感じた部分もご紹介しますので、これからの住宅選びの参考に利用してみてください。
① プランニングの時間が取られない
まずは、購入までのプランニングの時間が注文住宅に比べて取られない点です。
注文住宅は自分の思った通りの家が作れるメリットがありますが、そのためにはプランニングに莫大な時間が必要となります。
- ハウスメーカー
- 土地
- 予算
- 外装・内装
- 間取り
- 設備
最低限これらは検討する必要があり、どの項目も理想の家の為には手が抜けません。
ハウスメーカーを決めて、プランニングを開始しても間取りや予算で揉めたり、理想の土地が見つからなかったりで先に進まない事もあり得ます。
私もはじめは注文住宅を検討しましたが、挫折しました。
その点、建売住宅は出来上がった家を見て気に入ればそのまま購入できるので判断が簡単です。
家の購入を検討する年齢層は仕事も家庭も忙しくなりがちで、時間の確保が難しいと思います。
そのため、プランニングに時間が取られない建売住宅はメリットとなります。
② すぐに入居できる
前述のように建売住宅は完成した家を購入するので、すぐに入居できます。
購入までのプロセスは以下のように簡単。
- 物件を見つける
- 物件を見に行く
- 気に入れば購入・ダメなら1に戻る
ある意味、賃貸を探すのと近いです。
一方、注文住宅ではプランニングから建築まで、早くて半年、一般的には14〜15ヶ月と言われています。
どうでしょうか。正直、入居までにかなりの時間が掛かると思いませんか?
この点は注文住宅との大きな差です。
同時期にマイホームを探しはじめた知人は注文住宅を選択しましたが、私が住んでからおよそ半年程後に入居となっていました。
入居までスピード感は建売住宅のメリットとなります。
③ 実物の家が見れる
建売住宅は完成した実物の家を見れるので、これから住むイメージが掴みやすく購入が失敗しにくいです。
注文住宅では細かいところまで気をつけてプランニングして建てたはずなのに、建ってみたらイメージと違う……。
こんな後悔をする例も少なくありません。
注文住宅を建てて、少しイメージが違うと凹んでいる知人もいました。
すでに出来たものを実際に見て、住むイメージを固めた上で購入を決められるのは建売住宅ならではの嬉しいポイントです。
④ 注文住宅より割安
建売住宅は注文住宅よりも割安に購入できる事が多いです。
そのため、購入費用を抑えたい方にとってはメリットです。
また、各ハウスメーカーの決算付近や分譲地内に一軒だけ残っている場合などに値引きされていることもあります。
そういったチャンスがあるのも建売住宅ならでは。
細かくチェックしておくと思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれません。
⑤ 間取りが標準的で売却しやすい
建売住宅の間取りは広く採用されやすい標準的なつくりとなっており、手放す際に売却しやすい特徴があります。
そのため、中長期的に手放す事も視野に入る場合はメリットになり得ます。
昨今の様々なものが多様化しているこの時代では住み切る事も難しい時代が来るかもしれません。
もしもの事を想像して検討しておくのも選択肢として大切です。
建売住宅のデメリット
では、そんな建売住宅のデメリットはどういった部分なのか。
こちらもご紹介していきます。
① 外観や内装はこだわれない
建売住宅は既に完成しているので外観や内装にこだわれません。
そのため、アイランドキッチンにしたい!などの譲れないこだわりがある人には難しい選択になります。
もちろん、リフォームやDIYなどで、ある程度は理想に近づけられますが注文住宅ほどの自由度はないので、その点はデメリットとなります。
② 設備を選べない
前述でも触れましたが、決められた土地に完成して建っているので、インフラや導入された設備を選べません。
- 都市ガスがいい
- オール電化がいい
- 浄化槽は嫌
これらの希望を満たす立地や設備で建売住宅があればいいですが、無ければ待ち続ける必要があります。
理想のインフラや設備がある場合、妥協が必要になる可能性もあるので注意しましょう。
③ 工事状況が見れない
建売住宅ではリアルタイムでの工事が見れないので、施工の質が見えません。
そのため、見えないところの手を抜かれている可能性がゼロではありません。
一生に一度の大きな買い物になるかもしれないマイホームが欠陥住宅だったら絶望しますよね。
そんなの絶対に嫌だ!
防ぐ方法ってあるの?
信頼できる施工業者を選ぶのが現実的かな。
建売住宅にも確実に質があるので、物件を見る目を育ててリスク回避しましょう。
④ 間取りが標準的
前述では万人ウケするメリットだと触れましたが、何かに特化した使い方をしたい人には標準的な間取りは物足りないです。
- キャンプが好きだから薪ストーブが欲しい
- アクアリウムが好きだから壁に水槽を埋め込みたい
- 映画が好きだからプロジェクターが欲しい
- 料理が好きだから大きなアイランドキッチンが欲しい
こんな感じの希望がある人には物足りない家になる可能性も。
建売住宅の標準的な間取りは自由度を求める人にはデメリットです。
⑤ メンテナンス費用に注意
建売住宅は注文住宅に比べ割安で購入できますが、建築コストカットのために弱い材質の建材を使用している可能性があります。
すると、定期メンテナンスの頻度が上がり、通常より費用がかかってしまう事も。
購入後のメンテナンス費用は忘れがちなので、必ず試算しましょう。
建売住宅の購入に向いてる人
ここまで、建売住宅のメリットとデメリットを解説してきました。
では、どんな人が建売住宅の購入に向いているかと言うと、以下のような方だと思います。
- すぐに住みたい人
- プランニングが苦手な人
- 購入コストを抑えたい人
- 将来的に売却する可能性のある人
これらに当てはまる方は建売住宅を検討してみてはいかがでしょうか。
建売住宅の購入に向いてない人
逆に建売住宅の購入に向いていない人はこんな感じ。
- 工事で見えないところが不安
- 間取りに明確なビジョンがある
家が作られていく過程からしっかり見届けたい人や、間取りや設備に明確なビジョンをお持ちの方には建売住宅は物足りないかもしれません。
建売住宅も選択肢にしておくといいかも!
今回は建売住宅のメリットとデメリットを私が実際に購入した経験も踏まえながら解説してきました。
建売住宅はメジャーな住宅販売方法であり、選択肢として考えてみるとマイホーム購入の近道になるかもしれません。
もし、建売住宅にいいイメージが沸かずに避けているなら、一度は内見に足を運んでみることをおすすめします。
きっと、新しい発見ができますよ。
今回は以上です。
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